EduLab[4427] 20年9月期3Q
EduLab[4427] 20年9月期3Q
特殊
ネットによる英語教育サービスが出発地点、英検向けの比重高い。AI活用による次世代教育も
連結
e-Testing/e-Learning61(51)、テスト運営・受託39(20)<19・9>
※数字は売上比率(利益)
直近決算発表(8/7・3Q)
○進捗状況 35.5%
売上高5,209,226千円(19.5%増)
営業利益705,319千円(1.2%増)
経常利益557,974千円(21.3%増)
純利益387,024千円(33.5%増)
① e-Testing/e-Learning事業
売上高3,709,561千円(61.7%増)
セグメント利益1,358,960千円(36.0%増)
- ライセンス収入の増加、英ナビ!広告や多教科プラットフォーム利用収入の増加が英ナビ・スタディギアの売上拡大に貢献
- オンラインで完結する英語試験に対するニーズが高まり、企業・学校向け英語能力判定テストの「CASEC」の受注・販売が順調
- 更に、6月より本格的にサービスを開始したテストセンター事業の立ち上がり、手書き文字認識「Deep Read」関連ソフトウエア利用に伴うライセンス収入の増加等によりテストシステム提供等の収益が拡大
- 人員増等に伴う人件費及びAI関連を含むソフトウエア開発投資等に伴う減価償却費の増加等が発生
② テスト運営・受託事業
売上高1,499,665千円(27.3%減)
セグメント利益217,837千円(50.0%減)
- 主に文部科学省の令和2年度全国学力・学習状況調査(小学校第6学年の児童を対象とした調査)が4月に中止が決定
- 人員増等に伴う人件費の増加、ソフトウエア開発投資等に伴う減価償却費の増加、事務所移転による地代家賃の増加等が発生
○今後の見通し
売上高8450百万円(34.7%増)
営業利益1800円(23.1%増)
経常利益1570円(31.8%増)
純利益1110百万円(41.0%増)
- 株式会社教育デジタルソリューションズの統合等の影響を考慮の上、引き続き達成可能と考え、2019年11月8日公表した通期の連結業績予想に変更ない
今後の株価予想
○経過
- 4月初旬が底(2600円)
- 5/8上方修正にて窓開け上昇
- 6月中旬まで上昇(6000円)
- 8/7の3Q発表後はやや下げる
- 8月中旬現在までボックス(5300~6500円)
○チャート
- 5300円~6500円のボックス高値圏まできている
まとめ
- 主力のe-Testing/e-Learning事業が順調な為売上利益共に上昇
- 全国学力テストの中止、人件費増が響く
- 3Qで進捗35.5%だが、事業統合あり、通期では目標達成可能と捉えている
○結論
ボックスを上抜けて上昇するのは厳しいと思う