日本ファルコム[3723] 20年9月期3Q
日本ファルコム[3723] 20年9月期3Q
特殊
プレステ用ゲームソフトの企画開発主力、ロールプレイング系得意。アプリ等のライセンスも
連結
製品部門33、ライセンス部門67[輸出]24
※数字は売上比率
直近決算発表(8/13・3Q)
○進捗状況49.6 %
売上高1,155百万円(前年同期比24.2%減)
営業利益494百 万円(同48.6%減)
経常利益496百万円(同48.4%減)
四半期純利益350百万円(同48.3%減)
①製品部門
売上高229百万円(前年同期比9.3%減)
- 2020年4月に、据え置き型ゲーム機PlayStation4向けゲームソフト「英雄伝説 零の軌跡:改」を、2020年5 月に、同じくPlayStation4向けに「英雄伝説 碧の軌跡:改」を発売した。
- 累計販売本数470万本を突破している「軌跡」シリーズ最新作「英雄伝説 創(はじまり)の軌跡」は、2020年8月に発売する予定。
②ライセンス部門
売上高926百万円(前年同期比27.2%減)
- 2019年10月に携帯型ゲーム機PlayStationVita向けゲームソフト「英雄伝説 零 の軌跡 Evolution」「英雄伝説 碧の軌跡 Evolution」のそれぞれ繁体字中国語版及び韓国語版を、据え置き型ゲ ーム機PlayStation4向けに「英雄伝説 閃の軌跡III」英仏語版を発売しした。
- 2020年2月には、据え置き型ゲー ム機PlayStation4向けゲームソフト「イースIX -Monstrum NOX-(モンストルム・ノクス)」繁体字中国語版及び 韓国語版を、2020年3月には「英雄伝説 閃の軌跡III」をNintendo Switch及びPC向けに発売した。
- 据え置き型ゲーム機PlayStation4向けに「イース セルセタの樹海:改」繁体字中国語版及び韓国語版を 2020年4月に、「英雄伝説 零の軌跡:改」繁体字中国語版及び韓国語版を2020年5月に、「イース セルセタの樹 海:改」英語版と「英雄伝説 碧の軌跡:改」繁体字中国語版及び韓国語版を2020年6月にそれぞれ発売した。
- Nintendo Switch向けには「イースVIII-Lacrimosa of DANA-」繁体字中国語版及び韓国語版を2020年5月に、 「英雄伝説 閃の軌跡III」英仏語版を2020年6月に発売している。
- その他、旧タイトルのPCゲーム英語版ダウンロード販売やオンラインストーリRPG「英雄伝説 暁の軌 跡」、Nintendo Switch向け「イースVIII-Lacrimosa of DANA-(ラクリモサ・オブ・ダーナ)」、据え置き型ゲーム 機PlayStation4及びPC向けゲームソフト「東亰ザナドゥeX+(エクスプラス)」英語版や「イース オリジン」 日本語を含む多言語版、中国で展開しているスマートフォン向けアプリ「空の軌跡」のほか、「ラングリッサーモ バイル」などのゲームタイトルとのコラボレーション展開を進め、ユーザー層の拡大を図った。
- なお、「英雄伝説 創(はじまり)の軌跡」繁体字中国語版及び韓国語版を2020年8月に発売する予定。
○通期予想
売上高2,100百万円(前年同期比24.2%減)
営業利益1,000百 万円(同32.0%減)
経常利益1,000百万円(同32.1%減)
四半期純利益680百万円(同32.4%減)
- 「軌跡」シリーズ最新作「英雄伝説 創(はじまり)の軌跡」を予定通り2020年8月に発売。
- 新製品の発売月に売上高が集中する傾向にあり、2020年9月期の通期業績予想につきましても、第4四半期に比重が大きい。
- 現時点においてコロナの影響はないものの、いまだ不確定な要素を多分に含んでおり、2019年11月7日に公表した業績予想に変更はない
今後の株価予想
○経過
- 3月中旬が底(800円)
- 5/14の2Q 発表前まで回復(1250円)
- 発表後暴落(1100円)
- 6月上旬まで回復し8月上旬までボックス(1300〜1400円)
- 8/13の3Q 発表で大きな下ヒゲつけて上昇中
○チャート
- 1300〜1400円のボックス上抜ける
- 1400円支持線となるか
まとめ
- ゲームソフトの発売順調にこなす。
- コロナの影響ないとして予想据え置き
- 売上計上は4Qに偏重する
- 3Q発表で一次大きく株価下げるも回復し上昇
○考え
進捗49.6%と悪く、暴落したと考えられるが、コロナの影響なく売上4Qに偏重することから回復し上昇したと考えられる。
○結論
今後も株価上昇すると予想する