マックスバリュ東海[8198] 21年1月期1Q
マックスバリュ東海[8198] 21年1月期1Q
特色
旧ヤオハンが経営破綻後、イオン傘下の食品スーパーとして再建。小型スーパーの出店も加速
連結事業
国内・農産12、同・水産7、同・畜産9、同・フード12、同デイリー25、同・グロサリー30、同・ノンフード他5[海外]2
直近決算発表(7/8・1Q) 進捗率38.6%
営業収益901億24百万円(前年同期比60.3%増)
営業利益32億30百万円(同237.6%増)
経常利益31億68百万円(同275.6%増)
純利益19億88百万円(同346.5%増)
①国内事業
- コロナ拡大に伴う内食ニーズの高まりや自宅で過ごす時間の増加を背景に、ニーズに応じた売場展開の実践と商品の安定供給に注力するとともに、管理栄養士が選定した「おたすけレシピ特集」ページをHPに開設し、家庭で楽しめる多彩なメニュー提案を行った
- 地域で親しまれる「じもの」商品の拡充と新規商品の開発に継続的に取り組むと同時に、コロナの影響で需要が大きく落ち込んでいる三重県産養殖マダイや静岡県沼津内浦産養殖真アジなどの販売企画を実施し、地域商品の消費拡大にも貢献した
- 多様化するニーズへの対応の一環として、3月にはマックスバリュ豊田店(静岡県磐田市)、4月にはマ ックスバリュ浜松和田店(静岡県浜松市)を配送拠点とするネットスーパーを開設し、静岡県西部エリアへの配送を開始
- ネットスーパーは、静岡県7拠点、愛知県6拠点、三重県3拠点、計3県16拠点に展開を拡大
- 店舗展開は、3月にマックスバリュ湯河原店(神奈川県足柄下郡湯河原町)を開設、活性化改装を2店舗で実施
- 国内事業における店舗数は226店舗
②連結子会社
- 中国事業は、コロナが世界に先行して拡大し、政府主導による移動や交通、営業などの規制措置が取られる状況の中、イオンマックスバリュ(広州)商業有限公司、イオンマックスバリュ(江蘇)商業有限公司では、感染予防対策の徹底し、社会インフラの維持に努めるべく店舗運営に取組んだ
- 外出自粛の影響により客数は低下したものの、内食ニーズや買い溜めニーズへの対応やネット事業の強化、商品の確保と安定供給に取り組んだ結果、買上点数の増加が客単価を押上げ、利益面での改善に繋がった
今後の展望
営業収益3360億00百万円(前年同期比23.7%増)
営業利益84億00百万円(同17.5%増)
経常利益82億00百万円(同17.9%増)
純利益32億50百万円(同10.6%増)2020年4月10日に公表した2021年2月期の業績予想に対して高い進捗率だが、コロナの影響等先行き不透明な経済情勢を踏まえ、業績予想は据え置き
まとめ
- コロナの影響で内食ニーズ高まり、増収増益
- 3月、4月にネットスーパー開設
- 中国店舗も増益
株価予想
経過
- 3月中旬が底(1600円)
- 4月下旬まで順調に回復(2400円)
- 7/8 1Q発表前(2700円)まで上昇するも発表後暴落(2300円)
チャート
- フィボナッジ61.8%当たっている
- 板が薄いので注意
結論
上方修正される可能性高く、株価上昇の可能性高いと予想する