ユニバーサルエンターテインメント[6425] 20年12月期2Q
ユニバーサルエンターテインメント[6425] 20年12月期2Q
特色
パチスロ大手。フィリピンのカジノ・リゾート「オカダ マニラ」の開発に注力。旧アルゼ
連結事業
遊技機41(21)、総合リゾート(IR)57(−2)、他1(25)【海外】57
直近決算発表(8/6・2Q)
進捗状況未定
売上高65,647百万円(前年同期比 24.9%増)
営業利益12,666百万円(同営業損失3,850百万円)
経常利益は7,330百万円(同経常損失9,363百万円)
純利益は3,410百万円(同純損失9,039百万円)
①遊技機事業
売上高48,852百万円(前年同期比 141.8%増)
営業利益22,032百万円(前年同期比 642.9%増)
- 遊技機業界における市場環境は、コロナ拡大の影響により、パチンコホールでは、営業自粛や広告宣伝の自粛、感染防止対策の強化等に取り組んだ
- 旧規則機撤去に対する経過処置の延長を受けて、 パチンコホールの新台入替に対する慎重な姿勢が強まり、パチスロ・パチンコ機の市場供給は低調に推移した
- かかる状況下で市場活性化に向け、幅広いユーザーに支持される主力タイトルを軸にパチスロ機の販売を行った
- 4月には、“リバイバル”をテーマとした「A PROJECT」6号機第2弾となる『サンダーVライトニン グ』を、5月には、現在もユーザーやホールから高い評価を得ている沖ドキ!シリーズの最新作『沖ドキ!2-30』の市場導入し、両タイトルともに計画販売台数を上回り、好調に推移
②統合型リゾート(IR)事業
売上高16,095百万円(前年同期比 48.8%減) ※総売上高からゲーミング税及びジャックポット費用を控除
営業損失5,265百万円(前年同期 営業損失1,821百万円)
調整後EBITDA(営業損益 + 減価償却費及び償却費 + その他の調整項目)△1,323百万円(前年同期 5,259百万円)
- 統合型リゾート施設「オカダ・マニラ」では、世界的に感染拡大するコロナの影響により、フ ィリピンカジノ運営公社PAGCOR(Philippine Amusement and Gaming Corporation)の要請を受けて、2020年3月15 日から引き続き施設の営業を一時停止
- 2020年2月14日付の「固定資産売却による持分法投資利益計上並びに営業外収益計上のお知らせ」は、世界的なコロナの拡大により、2020年3月15日フィリピン政府から、いわゆるロックダ ウンの宣言があり、現在そのロックダウンは一部緩和の状態にあるものの、フィリピン国内で経済活動が実質的に制限されている
- そのような状況の下、プレスリリースに売却先から、売却対象物件の引渡し及びその決済の時期について、正式に、時期の延長に伴う一定の保証金の提示を含めた書面を受領した
- そこで、当事者間でフィリピン 共和国のロックダウンの解除に伴う経済活動の再開を予見し、すでに締結済みの土地売買合意書に関する変更の合意書(仮称)を当事者間で検討
③その他
売上高は649百万円(前年同期比 18.0%減)
営業利益は221百万円(前年同期比 84.0%増)
経営戦略の現状と見通し
①遊技機業界
- コロナ拡大の影響を受けて、引き続き先行きの不透明な状況が続く
- 第3四半期の見通しとして、パチスロ機は、5号機市場で絶大な人気を誇った「アナザーゴッドハーデス -奪われたZEUSver.-」のDNAを受け継ぎ、GODシリーズとして納得の出玉感を実現した『アナターのオット!?はーで す』、またパチンコ機においても、パチスロ市場で圧倒的な人気を誇るGODシリーズを用いた『Pアナザーゴッドハー デス ザ・ワールド』の販売を開始
②統合型リゾート(IR)事業
- フィリピン政府は2020年5月16日より段階的に一部業種の事業再開を認可しており、カジノ事業の再開と同時にビジネスが開始できるよう、再開に向けたプラン作りを進める
- コロナの影響は終息しておらず、感染防止の観点から施設再開後も衛生管理を引き続き高い水準で維持していく
③その他
- メディアコンテンツ事業においては、引き続きApp Store・Google Playにて高品質なシミュレーターアプリを配信
- 国内外で展開しているソーシャルカジノゲーム「スロットストリート」も、パチスロ機の開発で培ったノウハウを基に、新しいゲーム性を持つビデオスロットを続々開発
- アプリ内イベントの改良や、他社とのコラボイベントを開催する
通期予想はコロナの影響を踏まえ、取り下げ未定とした
まとめ
- 前年比では売上・利益ともに大幅増
- コロナの影響でパチンコ・パチスロ機の市場供給は低調
- 4月5月の販売台数は計画を上回った
- 「オカダ・マニラ」一時営業停止
- 通期予想は取り下げ、未定
株価予想
経過
- 4月上旬が底(1300円)
- 5/29の1Q発表こなし6月上旬まで上昇(2500円)
- 大きく調整入り7月末(1800円)
- 8/6の2Q発表で上昇へ転じる(現在2000円)
チャート
- 25日平均線超え、75日平均超えられるか
- フィボナッジでは半値下回るも回復
結論
通期予想の再提示で株価大きく動く可能性あるため、様子見