秋川牧園[2208] 21年3月期1Q
秋川牧園[1380] 21年3月期1Q
特殊
無農薬・無投薬の食肉、鶏卵、牛乳等を製造販売
主力の生協経由に加えて直販宅配を強化
連結
生産卸売82(8)、直販18(3) <20・3>
※数字は売上比率(利益率)
直近決算発表(8/7)
○進捗状況42.4 %
「巣ごもり需要」が拡大し、生活協同組合及び宅配会社を主な販売先とする生産卸売事業と、宅急便をメインとして広く国内の消費者にお届けする当社の直販事業との双方において、売上高は増加した
利益面は、売上高の増加要因に加えて、鶏肉パックセンター及び冷凍食品工場の生産性向上、飼料価格の値下がり等により大幅な増益
(生産卸売事業)
売上高12億73百万円(前年同期比14.7%増)
営業利益は1億43百万円(前年同 期比104.8%増)
主な販売先である生活協同組合及び宅配会社において、新型コロナウイルスの影響で需要が拡大したため、鶏肉及び冷凍加工食品を中心に売上高は増加
利益面は、売 上高の増加要因に加えて、鶏肉パックセンター及び冷凍食品工場の生産性向上、飼料価格の値下がり等により大幅な増益
(直販事業)
売上高3億65百万円(前年同期比46.2%増)
営業利益20百万円(前年同期比 717.1%増)
新型コロナウイルスの影響で、自社便と宅急便配達の双方について、売上高は増加
利益面は、売上高の増加要因に加えて、ピッキングコスト等の販管費率の減少により増益
○今後の予想
売上高には、コロナによる影響で、4月から5月にかけて販売が当初予想を上回った
6月以降については当社が生産する鶏肉の在庫が逼迫する懸念があるため販売抑制をかけて調整しているが、当初予想は上回る見込み
利益面は、5月までの販売が特に好調であったことと、飼料価格が値下がりしていることから当初予想を上回る見込み
・2Q
・通期
○まとめ
-
巣ごもり需要により大幅な増収増益
- 2Qと通期予想も上方修正
- 6月以降鶏肉の在庫が逼迫する可能性があるが予想は上回る見込み
指標(四季報参照)
予PER 47.97倍
PBR 3.31倍
予ROE 6.7%
予ROA 2.3%
予売上高変化率 8.8%
予売上高営業利益率 3.1%
予EPS変化率 67.4%
自己資本比率 34.2%
今後の株価予想
○考え
巣ごもり需要による一時的な増収増益だが、株価は上昇を続けている
今買うのは割高か
○結論
様子見