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アイケイ[2722]20年5月期本決算

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特殊

カタログ通販会社で生協向けに強み

テレビ通販プライムダイレクト、韓国化粧品店も併営

 

連結

BtoC36(5)、BtoBtoC62(1)、他2(1) <20・5>

※数字は売上比率(利益率)

 

直近決算発表(7/14)

○進捗状況 106.5%

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BtoC事業では、テレビショッピングにおいて「ステップエイト(場所に合わせて8通りに変化する脚立)」、「スピードヒート温熱ベスト」などが売上増に大きく貢献し、 店舗を休業していたSKINFOOD店舗の売上減を十分に吸収した

 

BtoBtoC事業では、マーケティングメーカーとして確固たる基盤を築くため、売上高に占める自社開発商品比率 を40%まで高めることとし、自社開発商品の開発に注力した

販売ルート別の売上高では、生協ルー ト、店舗ルート、海外ルートにおいて前年実績を上回った

 

その他では、チャットシステム「M-Talk」の売上拡大に注力したほか、主力商品の音声通話録音システム「Voistore」の販売にも注力した

 

セグメント別の業績

・BtoC事業

売上高66億56百万円(前年同期比11.1%増)

営業利益3億59百万円(前年同期比482.3%増)

 

・BtoBtoC事業

売上高115億39百万円(前年同期比1.6%増)

営業利益1億76百万円(前年同期比 49.4%減)


・その他

売上高2億87百万円(前年同期比6.8%増)

営業利益3百万円(前年同期比2.4%減)

 

 ○今後の予想

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外出自粛や店舗休業による売上高の減少影響を受ける業態がある

一方、巣篭りと言われる生活環境の中でもショッピングが楽しめるTVショッピング、WEBショッピング、生活協同組合などの販売ルートがある

このことから、これら生活環境に適した販売ルートでの売上確保のため、自社開発商品(プライベートブランド商品)の開発に一層注力し、収益力を高めていく

 

10月13日に21年5月期1Q発表

 

○まとめ

  • コロナによる休業あったが、テレビショップが好調
  •  販促ルート別の売上高は全て前年比を上回った
  • 全てのセグメントで増収
  • 昨年からの予想を僅かに上回る
  • 来期も増収増益予想

 

指標(四季報参照)

予PER 21.43倍

PBR 2.63倍

ROE 13.2%

ROA 5.0%

予売上高変化率 4.4%

売上高営業利益率 3.4%

予EPS変化率 -2.3%

自己資本比率 37.9%

 

今後の株価予想

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  •  フィボナッジでは61.8%まで下がる
  • 移動平均線75日線で持ちこたえる
  • 25日平均線は下向き