JALCOホールディングス[6625]21年3月期1Q
JALCOホールディングス[6625]21年3月期1Q
特殊
M&A仲介などコンサル事業展開も
連結
不動産賃貸79(32)、貸金21(69)、他0(-523) <20・3>
※数字は売上比率(利益率)
直近決算発表(8/7)
○進捗状況 18.7%
当第1四半期連結累計期間における業績は、
前連結会計年度の3月に取得した1物件及び当第1四半期連結累計期間に取得した2物件による収益不動産の増加に伴い、前年同期比を上回る結果となりました。
新型コロナウィルス感染症の影響についは、
先行きが不透明な状況が続いているが、当社事業に対する影響は今のところないと考えている
〈貸金事業〉
売上高:59百万円(前年同 期比28.4%減)
セグメント利益:39百万円(前年同期比34.2%減)
貸付期間は、1年以内の短期の貸付を中心に行っているため、
期中における貸付金の返済に伴い営業貸付金が大きく減少することがある
第2四半期以降は、収益性及び担保価値等が十二分に見込める貸付先における資金需要が旺盛にあり、
ソーシャルレンディング事業を絡めて、第二次中期経営計画の計画値まで営業貸付金残高を積み増していく
〈不動産賃貸業〉
売上高:4億9百万円(前年同期比37.9%増)
セグメント利益:1億 51百万円(前年同期比42.2%増)
当第1四半期連結累計期間に宮城県及び山口県の商業不動産(土地)を取得し、
収益不動産の保有残高は233億57百万円(前期末比5.1%増)
前連結会計年度の2020年3月に取得した1物件も寄与し、
引き続き、長期・安定的な収益貢献が見込める案件については積極的に購入し、
第二次中期経営計画の計画値まで資産残高を積み増していく
収益不動産は、収益性の観点から購入依頼の要望も多いことから、
保有資産残高、売上高、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益を考慮しながら、将来的には収益不動産の入れ替えも図っていく
また、物流施設用不動産等の開発案件についてもほぼスケジュール通り推移し
仕掛販売用不動産874百万円は、今期もしくは来期にかけて売上に大きく貢献すると考えている
○今後の予想
安定収益基盤が持続・成長する蓋然性が高まり、
安定成長が継続することで利益配分の持続と成長が可能であると判断し、
2021年3月期において復配を予定
通期連結業績予想に関しては、2020年5月8日に公表した業績予想数値から変更はない
○まとめ
- コロナの影響ない
- 貸付事業は前年比減
- 主力不動産事業は前年度と1Q期間の取得物件により、増収増益
- 全体では増収増益
- 収益不動産購入要望多い
- 物流施設用不動産の開発案件計画通り
- 通期予想は変更なし
- 復配
指標(四季報参照)
予PER 18.0倍
PBR 2.02倍
予ROE 11.5%
予ROA 3.9%
予売上高変化率 62.4%
予売上高営業利益率 60.7%
予EPS変化率 52.3%
自己資本比率 34.1%
今後の株価予想
- 5月以降横ばい続く
- やや高値を切り下げている
- 移動平均線密集している
○考え
収益は順調で予想成長率、営業利益率も高い水準
チャートは横ばい続いているがどちらかに跳ねる可能性あると考えられる
○結論
仕込んでおく価値ある