めんたか@成長株ファンダ分析

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レアジョブ [6096] 21年3月期1Q

レアジョブ [6096] 21年3月期1Q

https://www.rarejob.co.jp  

特殊

オンライン英会話の最大大手 スカイプ使いフィリピン人講師5000人との遠隔レッスン方式

連結

英語関連100  

直近決算発表(8/13)

○進捗状況23.8 %

売上高1,280,796千円と前年同期比295,005千円(29.9%)の増収 営業利益106,024千円と前年同期比49,179千円(86.5%)の増益 経常利益107,365千円 と前年同期比56,317千円(110.3%)の増益 純利益66,719千円と前年同期比40,836 千円(157.8%)の増益
 
  • 個人向けサービスについてはマーケティング活動により在宅での学習機会を求めるニーズを捉え、会員数が前年同期比で増加し、売上高も増収
  • 法人・教育機関向けサービスについては営業体制の強化により導入企業数、会員数が前年同期比で増加
  • 教育機関向けサービスについて、新型コロナウイルス感染症に起因する休校の影響はあるものの、全体の売上に与える影響は軽微
  • 売上原価は会員数の増加や一人当たりのレッスン受講率の上昇により増加
  • 販売費及び一般管理費は、生産性向上や事業効率化によってコスト効率化を進めた結果、売上高増加率と比較して増加は抑制され、収益性が向上

   

○通期予想

2020年5月14日に公表した予想から変更なし

 

○まとめ

  • コロナによる巣篭もりで会員数増加し増収増益
  • コストの効率化により売上利益率が改善
  • 来期予想も増収増益で変更なし

 

今後の株価予想

 

○チャート

  • 2100〜2800円のレンジで推移
  • 直近は25日、75日移動平均線を下回り、下落基調

 

○考え

コロナの収束に伴い、テレワークも減少しオンライン英会話需要の伸びは鈍化すると考えられる ただ、通期予想は比較的保守的と考えられ、進捗は順調にこなすと思われる  

○結論

レンジの底で仕掛けるのもあり

妙徳[6265] 20年12月期2Q

妙徳[6265] 20年12月期2Q

特殊

真空吸着搬送機器メーカー 自動車関連、電子産業向けが多い 中国、韓国など海外を強化

連結

コンバム32、真空吸着パッド50、圧力センサ8、他10【海外】37 ※数字は売上比率  

直近決算発表(8/12・2Q)

○進捗状況 68.3%

連結売上高1,084,507千円(前年同期比 91.2%) 連結経常利益179,640千円(前年同期比128.4%) 純利益120,147千円(前年同期比133.4%)  
(日本) 売上高792,820千円(前年同期比98.0%) 営業利益170,996千円(前年同期比153.8%)
  • 製造工程の省人化、自動化設備導入の需要を背景に、ロボットハンド関連製品の拡販半導体及び電子部品業界の需要取り込みを中心に営業活動を展開した
  • 国内においても、新型コロナウイルス感染症拡大による先行き不安から、設備投資の縮小があった
  • 営業活動や展示会等販売活動の自粛による販売費及び一般管理費の減少
  (韓国) 売上高は161,528千円(前年同期比68.8%) 営業損失16,486千円(前年同期は営業損失9,257千円)
  • 引き続き、半導体製造装置業界液晶関連設備業界への製品投入
  • 一般産業機器の自動化装置への拡販活動を行ったが、世界的な新型コロナウイルス感染症拡大による、大手企業の設備投資縮小の影響を受けました。
  (中国) 売上高68,402千円(前年同期比90.8%) 営業利益9,547千円(前年同期比44.7%)   (その他) 売上高61,756千円(前年同期比88.3%) 営業利益1,497千円(前年同期比30.5%)
  • タイ国では、タイ国及び周辺諸国での自動化設備への拡販活動を引き続き推進し、タイ国内では自動車関連設備への製品投入を積極的に行った
  • 米国子会社は新規顧客開拓と、既存販売店への拡販活動を行ったが、新型コロナウイルス感染症の影響あり
 

 ○通期予想

前回予想(2020年2月14日)から修正
  • 現段階でのコロナウイルス感染症拡大の状況、第2四半期累計期間における進捗を踏まえ、売上高は前回予想を下回る見通し
  • 利益面は、当第2四半期累計期間から遅れていた設備投資等が第3四半期以降に実施されることから、第3四半期以降の利益は減少する見通し
  • 通期では前回予想を上回る見通し
 

○まとめ

  • 製造工程の省人化や自動化設備導入の需要は高まっている
  • コロナの影響受け、展示会の中止、大手企業の設備投資縮小の低下など影響受ける
  • 設備投資を抑え利益は増加
  • 通期予想は減収、増益

 

今後の株価予想

○チャート

  • 4月上旬を底に上昇トレンド
  • 8/25から急上昇
  • 移動平均線も上向

○考え

売上出ていないことや設備投資を縮小したことから、来期の期待薄い しかし8/25の急上昇がありポジティブニュースがあったのか

○結論

一度大きな調整あるかも https://convum.co.jp

MRT[6034] 20年12月期2Q

MRT[6034] 20年12月期2Q

特色

インターネットを介した非常勤医師の紹介サイト主力。東大附属病院の互助組織を母体に発足

連結事業

医療人材サービス93、他7

 

1.経営成績

2Q発表8/11 進捗率62.5%

売上収益1,293,944千円

営業利益は156,250千円

税引前四 半期利益は150,603千円

親会社の所有者に帰属する四半期利益は81,724千円

※前連結会計年度より決算の末日を3月31日から12月31日に変更した事により、経営成績の概況における前年同期比増減については記載なし

  • コロナの感染拡大に対し、これまで構築してきた医療プラットフォームと、各事業のリソースとノウハ ウを最大限に活用し、医療インフラの維持、安定のために尽力した
  • 具体的には、3月以降確保が困難となっていたマスクを5万枚医療機関に無償提供、2020年2月28日から2020年9 月6日まで「オンライン診療ポケットドクター」を医療機関に無償提供、2020年6月から新型コロナウイルス感染症に対応する医療人材の確保に向けた一般社団法人日本人材紹介事業協会との連携、2020年5月1日から2020年6 月30日まで申し込み分の診療報酬ファクタリング手数料3ヶ月間無料等の取組を行った
  • 6月からは、塩野義製薬株式会社と新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)IgG/IgM抗体検出キット」の販売契約を締結し、医療機関への販売や、企業への販売と共に、企業での検出キット利用時に立ち会い医師の紹介や医療健康相談の実施等、既存のサービスを新型コロナウイルス感染拡大防止策に対応させる新たな取組も行った
  • 4月からは、全国の大病院を主軸に、病気と治療に関する書籍の出版や、医療機関の職員・患者の満足度調査などのサービスを第三者から事業を譲受け、連結子会社としてサービスの提供を開始し、地域医療の充実や発展に寄与
  • 緊急事態宣言を受け、健康診査等の延期や県をまたぐ移動の自粛などによる人材募集の減少、企業の広告宣伝活動が制約されPRサービスの縮小イベン トの中止といった既存サービスへの影響が生じている

 

今後の見通し(通期予想)

営業収益25,00百万円

営業利益250百万円

税引前利益240百万円

当期利益145百万円

コロナの事業への影響を現時点で合理的に見積もることは困難であり、影響を織り込まず、2020年2月14日に公表した通期連結業績予想を据え置き

 

2.財政状態

 

(資産)

3,435,164千円(171,525千円減)

 

(負債)

1,936,440千円(212,533千円減)

  • 金融機関からの借入金の返済及び社債の償還により社債及び借入金 が147,899千円減少
  • リース負債が41,589千円減少及び未払法人税等が17,385千円減少

 

(純資産)

1,498,723千円(41,008千円増)

  • 新型コロナウイルス感染症の影響等による保有する金融資産の公正価値の減少等によりその他の資本の構成要素が52,541千円減少したが、利益剰余金が74,366千円増加

 

3.キャッシュ・フロー

残高は、1,659,996千円(93,233千円減)

営業活動によるキャッシュ・フロー

95,655千円

  • 法人所得税の支払額68,624千円
  • 税引前四半期利益150,603千円
  • 減価償却費及び償却費74,545千円を計上

 

投資活動によるキャッシュ・フロー

16,798千円

  • 有形資産の取得による支出18,310千円
  • 金融資産の売却等による収入51,202千円

 

財務活動によるキャッシュ・フロー

205,687千円

  • 金融機関からの借入金返済による支出118,680千円
  • 社債の償還による支出30,000千円及びリース負債の返済による支出 56,981千円

 

まとめ

  • コロナによる緊急事態でサービスの無償提供を行った
  • 抗体検査キットの販売契約を締結
  • PR活動やイベントの中止などコロナの影響受ける
  • 通期予想は据え置き

 

株価予想

経過

  • 3月下旬が底(800円)
  • 4月上旬に一気に上昇(1800円)
  • 1200円〜1600円で横ばい続く

チャート

  • 出来高少なく横ばい
  • 直近では平均線の上を推移している

結論

本決算に向けて上昇が期待できる

UUUM [3990] 20年5月期本決算

UUUM [3990] 20年5月期本決算

特色

ユーチューバーの製作サポート事業展開。動画視聴数連動のアドセンス、企業からの広告料が柱

連結事業

リエータサポートサービス他100【海外】62

 

1.経営成績

本決算発表(7/14) 進捗率99.1%

売上高は22,459,941千円(前年同期比13.9%増)

営業利益は993,786千円(前年同 期比20.3%減)

経常利益は932,871千円(前年同期比25.2%減)

純利益は358,945千円(前年同期比59.6%減)

  • 動画広告市場の拡大が売上拡大に寄与したものの、当第4四半期連結会計期間におけるコロナ拡大の影響により、広告主による広告出稿金額の減少やイベント自粛などの影響を受けた
  • 既存の専属クリエイターの再生回数が拡大したことや、新たなクリエイターの獲得に努めたこと、1再生あたりの収益が拡大したことなどにより、当連結会計年度におけるアドセンス売上は増加した
  • タイアップ動画プロモーションの獲得に向けて営業活動を強化したことやクリエイター数増加に伴ってタイアップ動画の受託数が拡大したことで、広告売上も増加した
  • 感染拡大防止のためのイベント自粛による損失、本社移転に伴う一時費用、投資先の評価損失を特別損失として計上

 

来期予想

営業収益28600百万円(前年同期比27.3%増)

営業利益800百万円(同19.4%減)

経常利益790百万円(同15.3%減)

純利益490百万円(同36.5%増)

 

2.財政状態

①資産

10,486,693千円(4,180,925千円増)

流動資産7,150,571千円(2,440,844千円増)

現金及び預金が2,221,373千円、未収消費税等が284,248千円増加

・固定資産3,336,122千円(1,740,080千円増)

投資その他の資産が732,978千円、無形固定資産が712,083千円、有形固定資産が295,018千円増加

 

②負債

7,123,048千円(3,657,695千円増)

短期借入金が1,500,000千円、長期借入金(1年内返済予定の長期借入金を含む)が 1,497,748千円、未払金が662,184千円増加

 

③純資産

3,363,644千円(523,229千円増)

新株予約権の行使により資本金及び資本剰余金がそれぞれ77,782千円増加し、親会社株主に帰属する当期純利益358,945千円を計上

 

3.キャッシュ・フロー

4,330,373千円(2,221,373千円増)

①営業活動によるキャッシュ・フロー

520,589千円

税金等調整前当期純利益556,411千円、減価償却費178,312千円、投資有価証券評価損209,550千円の計上があった一方で、法人税等の支払額565,465千円等があった

 

②投資活動によるキャッシュ・フロー

1,452,538千円

有形固定資産の取得による支出445,863千円、有価証券及び投資有価証券の取得による支出628,148千円、敷金及び保証金の 差入による支出353,360千円等による

 

③財務活動によるキャッシュ・フロー

3,153,313千円

短期借入金の純増額1,500,000千円、長期借入れによる収入1,970,000千円があった一方で、長期借入金の返済による支出 472,252千円等があった

 

4.今後の見通し

  • ポストコロナ体制を踏まえた現行制度の見直し及び今後の事業体制を踏まえた人員・システムの最適化など、全社的な収益基盤の強化に向けた取り組みを推進していく
  • 2021年5月期の見通しは、連結売上高は、クリエイターへの戦略投資による成長加速やアライアンス先との提携効果等を織り込む
  • 連結営業利益は、売上成長に沿った売上総利益の増加を見込む一方、人員増加に伴う費用クリエイターへの戦略投資の影響を見込む
  • コロナによる国内広告市況低迷によるアドセンス売 上や広告売上への影響は第1四半期(2020年6月~8月)まで続くと想定し、イベント自粛によるオフラインのグ ッズ販売やイベントビジネスへの影響は第2四半期(2020年6月~11月)まで続くと想定

 

5.まとめ

  • 動画市場の拡大と積極的な人材採用にて売上高拡大
  • コロナでイベント自粛、広告出稿金額の減少により利益減少
  • 本社移転による特別損失あり
  • 先行投資や人件費増、コロナの影響あり、来年度は増収減益を予想

 

6.株価予想

経過

  • 3月中旬が底(1600円)
  • 4月上旬まで上昇(2500円)
  • 4/14 3Q発表で下落(1800円)
  • 4/28吉本興業と業務提携発表しストップ高(3000円)
  • 押し目あるが6月上旬まで上昇(3200円)
  • 6月から下落トレンド
  • 7/14本決算発表でさらに下落(1900円)
  • 8月入って反発(2400円)

チャート

結論

上昇トレンドに転換するには時間がかかりそうだが、長期投資前提で仕込んでおくのもあり

ファーマフーズ[2929] 20年7月期本決算

ファーマフーズ[2929] 20年7月期本決算

特殊

卵黄由来のサプリや化粧品通販が主力 機能性食品素材ギャバ等は内外の食品メーカーへ販売

連結

機能性素材17(40)、通信販売81(3)、バイオメディカル2(9)【海外】6 ※数字は売上比率(利益)  

直近決算発表(9/17・本決算)

○進捗状況 100.0%

売上高は15,353百万円(前期比45.8%増) 営業利益740百万円(前期比28.4%増) 経常利益788百万円(前期比23.9%増) 純利益は690百万円(前期比38.2%増)

 

○セグメント

1.バイオメディカル事業

売上高186百万円(前 期比19.4%減) セグメント損失45百万 円(前期は21百万円の利益)
  • 「ALAgeneR technology」(従来技術では作製困難な創薬ターゲット分子に対する抗体作製を可能とする基盤技術)を用いて「自己免疫疾患」「悪性腫瘍」を対象疾患とした抗体医薬の研究開発を行い、「自己免疫疾患プロジェクト」は、2018年10月、田辺三菱製薬株式会社と抗体医薬に関する 共同研究契約を締結
  • 本共同研究では、当社が所有する自己免疫疾患の創薬ターゲット分子に対するヒト化抗体を改良し、田辺三菱製薬株式会社が自己免疫疾患モデル動物を用いた評価した
  • 抗体は優れた評価を受けたため、同社との独占的ライセンス契約へ向け着実に進捗
  • 契約が締結された場合、契約一時金及び開発段階ごとのマイルストン収入並びに医薬品販売額に応じたロイヤリティーを得ることで、収益構造が大きく変わることが期待
  • 自己免疫疾患に関しては、関節リウマチ等の新たな創薬ターゲット分子に対する抗体作製と特許出願を行っており、創薬のパイプライン拡充が順調
  • 「悪性腫瘍プロジェクト(標的分子:FSTL1)」は、2016年に出願した抗FSTL1抗体に関する特許「FSTL1を利用した抗がん剤・転移抑制剤およびその併用剤」が、日本、米国において成立し、抗FSTL1抗体を用いた各種悪性腫瘍細胞に対する抗腫瘍試験を行うことで、製薬企業との提携交渉を継続する
  • 「骨形成プロジェクト」は、卵黄由来の骨形成ペプチド「リプロタイトR」が、国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)「平成30年度難治性疾患実用化研究事業」に、東京大学との共同研究事業として3年 目の選定を受けた
  • 骨形成不全症の治療薬の候補として、「リプロタイトR」の作用機序の解明と、動物モ デルでの薬効評価、薬物動態評価を行うことで、製薬企業との提携交渉を継続していく
  • 新たな創薬ターゲットに対する抗体作製に加え、外部企業からの分析・効能評価試験等を受託するLSI(Life Science Information)事業を行っている

2.機能性素材事業

売上高2,575百万円(前期比44.9%増) セグメント利益799百万円(前期比12.1%増)
  • 連結会計年度において、主力製品である「ファーマギャバR」、「ボーンペップR」、「Ce repronR(セレプロン)」及びOEM事業の売上が大幅に増加したことにより、機能性素材事業全体の売上を押し上げた
  • 国内においては、「ファーマギャバR」の売上高は、前期比61.6%増の750百万円となりました。
  • 国内の食品 及び飲料業界のナショナルブランドが「ファーマギャバR」の採用を拡大した結果、「GABA」の市場は更に拡大を続けている
  • 2015年開始の機能性表示食品制度における「GABA」の届出件数(2020年7月末時点)は368件で引続き第1位の採用実績を維持しており、「ファーマギャバR」の売上が拡大
  • OEM事業においては、当社の機能性食品素材を配合したヘルスケア企業向け栄養バー及び通信販売企業向 け飲料への製品供給が増加
  • 海外においては、「ファーマギャバR」が好調を維持するとともに、「ボーンペップR」が伸長
  • 「ボーンペップR」は、特に中国において、食品及び乳業メーカーへの需要が増加
  • 同国での 「ボーンペップR」のブランド化を進めるなど海外営業を強化したことにより、同製品の海外売上高は前期比 115.1%増の176百万円となった
  • 美白素材「セレプロン」は、中国における採用拡大により、海外売上高が 前期比42.4%増の98百万円となった
  • 研究開発は、「GABA」の認知機能に対する臨床試験において、その有効性を世界で初めて見出すことに成功
  • 認知機能、記憶力等の機能は、これまでにない商品コンセプトとして、食品及び飲料メーカー等から引き合いを受けている
  • すでに、大手メーカーにおいて認知機能を向上させる商品へ 「ファーマギャバR」の採用が決定している
  • 一般食品にも添加が容易な当社の「ファーマギャバR」の採用を増やすことにより、認知機能サポート市場での販売拡大を図る
  • さらに、「ファーマギャバR」とプロテイン摂取による「筋肉量」の増加を明らかにした
  • 「ファーマ ギャバR」は、今回明らかになった「筋肉量の増加」とともに、「睡眠の質」を向上させる機能が既に証明され ているため、5,000億円規模の米国プロテインパウダー市場において競争力を有している
  • 「睡眠と筋肉」 の新しいコンセプトが、プロテインメーカー各社に受け入れられ、プロテインドリンク及びサプリメントへの採 用が増加
  • 連結会計期間においては、研究開発費の積極投資を継続しつつ、中長期での売上及び利益の成長のため販売構成の見直しにも取り組み、前年同期比で増収・増益となった
 

3.通信販売事業

売上高12,591百万円(前期比47.7%増) セグメント利益573 百万円(前期比98.7%増)
  • 年間の広告宣伝の大半を上期までに集中投資し、下期で利益回収する「通期黒字 化モデル」が継続して実行
  • 広告宣伝への積極投資を続けながらも、利益拡大にも成功
  • 投資額の拡大と同時に、広告クリエイティブの改善及びインターネット広告比率の上昇による顧客獲得単価(CPO※1)の低減並びにコールセンターの拡充による定期顧客獲得率及び継続率の改善により、投資効率が大幅に改善
  • サプリメント医薬部外品の販売では、「タマゴサミンR」及び「ニューモR育毛剤」に注力
  • 当連結累計期間では、「ニューモR育毛剤」が約80万本の出荷となり、増収・増益をけん引
  • 「ニ ューモR育毛剤」は、インターネット中心の販売でCPOの改善傾向を維持したうえで、特に第4四半期連結会計期間では、テレビ広告においても効率的な顧客獲得に成功
  • 化粧品の販売では、「珠肌のうみつR」「ヘアボーテR エクラ ボタニカルエアカラーフォーム」の販売拡大に注力した
  • 当期より新たに取り組んでいる「ボタニカルエアカラーフォーム」は、2020年3月の出荷から5カ月間で約16万本の出荷となった
  • 「珠肌のうみつR」は、紙媒体を中心に効率の良い広告宣伝を行った
  • 連結会計年度ではCPOの改善とCRM※2施策による継続率向上とあわせ、収益に寄与
  • 連結会計期間末時点の定期顧客件数は244,715件(前期は121,889件)と、前期比2倍超の大幅増加
  • 新規顧客獲得におけるCPO管理の徹底及び定期継続率向上のためのCRM施策強化により、収益基盤 が大きく向上
  • 新型コロナウィルスの感染拡大に伴い、当社子会社運営のコールセンターが感染予防策を徹底し、感染者を発生させることなく業務運営を継続したことにより、業績への影響は生じず
    ※1 Cost Per Order:顧客1件を獲得するために要した広告宣伝費 ※2 Customer Relationship Management:顧客関係管理
 

 ○今後の見通し

1.バイオメディカル事業
  • パイプラインの拡充による事業基盤の拡大を図り、将来の成長を目指す
  • パイプライン拡充のため、自社開発を進めつつ、企業及び公的研究機関と共同で創薬開発を行うことで、開発スピードを加速させる

 

2.機能性素材事業
  • 販売体制構築のため、海外市場に対応する人材の増強を図り、主力の北 米・中国に加え、今後市場拡大が見込まれる東南アジア地域での展開に注力する方針
  • 研究開発においては、当社主力の「ファーマギャバR」に続いて他の製品についても、機能性表示食品を取得など価値ある製品の研究開発を行っていく
 
 
3.通信販売事業
  • インフラ面においては、コールセンター、ECサイト、受注管理及び広告管理システムの効率化を実現し、お 客様のニーズに迅速に応える体制を構築していく
 

今後の株価予想

チャート

  • 9/7本決算の発表で急上昇し、前回高値水準まで上げる
  • 1500円の抵抗線超えるとさらなる上昇が期待できる

 

○結論

今後も上昇すると予想する

 

ワークマン[7564] 21年3月期1Q

ワークマン[7564] 21年3月期1Q

特色

作業服、関連用品の専門チェーン。直営店のFC化推進。PB比率向上、全国展開目指す

連結事業

直営店売上9、加盟店向け売上65、加盟店収入22、他営業収入4

 

直近決算発表(8/11・1Q) 進捗率28.0%

売上高364億43百万円(前年同期比26.3%増、既存店前年同期比22.3%増)

営業総収入256億64百万円(前年同期比24.7%増)

営業利益61億63百万円(前年同期比30.5%増)

経常利益65億35百万円(前年同期 比28.9%増)

四半期純利益41億60百万円(前年同期比30.4%増)

 

運営形態別の売上高

  • フランチャイズ・ストア345億4百万円(前年同期比30.9%増、チェ ーン全店売上高構成比94.7%)
  • 直営店19億39百万円(前年同期比22.3%減、チェーン全店売上 高構成比5.3%)

営業形態の内訳

  • フランチャイズ・ストア(加盟店A契約店舗)が前期末より5店舗減の 829店舗
  • 直営店(加盟店B契約店舗、トレーニング・ストア及びショッピングセンター店舗) は前期末より13店舗増の47店舗

 

  • 緊急事態宣言発令を受け、ピーク時で時短営業を565店舗、土 日・休日の臨時休業を165店舗で実施
  • 1Qの施策として、商品では、デザイン、機能、価格で訴求力を高めたPB (プライベート・ブランド)商品の開発に注力し、ランニングシューズ市場で話題の高反発ソー ルを用いた「アスレシューズハイバウンス1,900円(税込)」や女性向けの「ハイストレッチUV アクトワンピース1,500円(税込)」など、機能性と低価格を実現した新商品を開発し客層拡大に貢献
  • 法人向けワーキングウエア「G-NEXTシリーズ」ではカラー、スタイルを追加し、競合他社との差別化、既存顧客の囲い込みを図った
  • これによりPB商品は1,170アイテムとなり、チェーン全店売上高構成比は前年同期比10.3ポイント増の56.2%となった
  • 販売では、コロナ感染防止策として、折込チラシ等の販促活動を自粛する一方で、Click&Collect型自社通販サイトのリニューアルを行い、EC販売を強化
  • 店舗では、新規出店は全てワークマンプラスとなり、ロードサイド7店舗、インショップ1店舗、ワークマンプラスへの改装転換29店舗で、46都道府県下に合計876店舗(ワークマンプラス 212店舗)

 

 

今後の展望

2Q

営業収益億48,300百万円(前年同期比15.3%増)

営業利益億10,806百万円(同25.0%増)

経常利益億11,574百万円(同23.7%増)

純利益億7,220百万円(同24.4%増)

 

通期

営業収益億99,009百万円(前年比7.3%増)

営業利益億2,1847百万円(同14.0%増)

経常利益億23,343百万円(同13.0%増)

純利益億15,539百万円(同16.2%増)

 

まとめ

  • 緊急事態宣言により時短営業、休業あるが前年比増収増益
  • 新商品寄与し増収
  • EC販売強化
  • 2Q・通期予想ともに増収増益

 

株価予想

経過

  • 3月下旬が底(7300円)
  • 5/7本決算発表で上昇勢います
  • 7月末まで順調増(10500円)
  • 8/11 1Q発表で大幅下落(8800円)

チャート

  • フィボナッジ61.8%近くまで下げている
  • 25日平均線と75日平均線デッドクロス

考え

1Q決算発表での通期予想が期待外れのため、下落したと考えられる

結論

これからの上昇は予想の上方修正がない限り厳しいと予想する

ユニバーサルエンターテインメント[6425] 20年12月期2Q

ユニバーサルエンターテインメント[6425] 20年12月期2Q

特色

パチスロ大手。フィリピンのカジノ・リゾート「オカダ マニラ」の開発に注力。旧アルゼ

連結事業

遊技機41(21)、総合リゾート(IR)57(−2)、他1(25)【海外】57

 

直近決算発表(8/6・2Q)

進捗状況未定

売上高65,647百万円(前年同期比 24.9%増)

営業利益12,666百万円(同営業損失3,850百万円)

経常利益は7,330百万円(同経常損失9,363百万円)

純利益は3,410百万円(同純損失9,039百万円)

 

①遊技機事業

売上高48,852百万円(前年同期比 141.8%増)

営業利益22,032百万円(前年同期比 642.9%増)

  • 遊技機業界における市場環境は、コロナ拡大の影響により、パチンコホールでは、営業自粛や広告宣伝の自粛、感染防止対策の強化等に取り組んだ
  • 旧規則機撤去に対する経過処置の延長を受けて、 パチンコホールの新台入替に対する慎重な姿勢が強まり、パチスロ・パチンコ機の市場供給は低調に推移した
  • かかる状況下で市場活性化に向け、幅広いユーザーに支持される主力タイトルを軸にパチスロ機の販売を行った
  • 4月には、“リバイバル”をテーマとした「A PROJECT」6号機第2弾となる『サンダーVライトニン グ』を、5月には、現在もユーザーやホールから高い評価を得ている沖ドキ!シリーズの最新作『沖ドキ!2-30』の市場導入し、両タイトルともに計画販売台数を上回り、好調に推移

 

統合型リゾート(IR)事業

売上高16,095百万円(前年同期比 48.8%減) ※総売上高からゲーミング税及びジャックポット費用を控除

営業損失5,265百万円(前年同期 営業損失1,821百万円)

調整後EBITDA(営業損益 + 減価償却費及び償却費 + その他の調整項目)△1,323百万円(前年同期 5,259百万円)

  • 統合型リゾート施設「オカダ・マニラ」では、世界的に感染拡大するコロナの影響により、フ ィリピンカジノ運営公社PAGCOR(Philippine Amusement and Gaming Corporation)の要請を受けて、2020年3月15 日から引き続き施設の営業を一時停止
  • 2020年2月14日付の「固定資産売却による持分法投資利益計上並びに営業外収益計上のお知らせ」は、世界的なコロナの拡大により、2020年3月15日フィリピン政府から、いわゆるロックダ ウンの宣言があり、現在そのロックダウンは一部緩和の状態にあるものの、フィリピン国内で経済活動が実質的に制限されている
  • そのような状況の下、プレスリリースに売却先から、売却対象物件の引渡し及びその決済の時期について、正式に、時期の延長に伴う一定の保証金の提示を含めた書面を受領した
  • そこで、当事者間でフィリピン 共和国のロックダウンの解除に伴う経済活動の再開を予見し、すでに締結済みの土地売買合意書に関する変更の合意書(仮称)を当事者間で検討

 

③その他

売上高は649百万円(前年同期比 18.0%減)

営業利益は221百万円(前年同期比 84.0%増)

  • 『SLOTバジリスク~甲賀忍法帖~絆2』『サンダーVライトニング』『沖ドキ!2-30』のシミュレータアプリをApp StoreGoogle Playにて配信
  • 『SLOTバジリスク~甲賀忍法帖 ~絆2』は、ランキングでも上位に位置し、大変好評
  • ソーシャルカジノゲーム「スロ ットストリート」では、国内向けに『バチヘビノッチ』及びベルコ株式会社のパチスロ機をモチーフにした『スーパ ービンゴ』を配信

 

経営戦略の現状と見通し

①遊技機業界

  • コロナ拡大の影響を受けて、引き続き先行きの不透明な状況が続く
  • 第3四半期の見通しとして、パチスロは、5号機市場で絶大な人気を誇った「アナザーゴッドハーデス -奪われたZEUSver.-」のDNAを受け継ぎ、GODシリーズとして納得の出玉感を実現した『アナターのオット!?はーで す』、またパチンコ機においても、パチスロ市場で圧倒的な人気を誇るGODシリーズを用いた『Pアナザーゴッドハー デス ザ・ワールド』の販売を開始

統合型リゾート(IR)事業

  • フィリピン政府は2020年5月16日より段階的に一部業種の事業再開を認可しており、カジノ事業の再開と同時にビジネスが開始できるよう、再開に向けたプラン作りを進める
  • コロナの影響は終息しておらず、感染防止の観点から施設再開後も衛生管理を引き続き高い水準で維持していく

③その他

  • メディアコンテンツ事業においては、引き続きApp StoreGoogle Playにて高品質なシミュレーターアプリを配信
  • 国内外で展開しているソーシャルカジノゲーム「スロットストリート」も、パチスロ機の開発で培ったノウハウを基に、新しいゲーム性を持つビデオスロットを続々開発
  • アプリ内イベントの改良や、他社とのコラボイベントを開催する

 

通期予想はコロナの影響を踏まえ、取り下げ未定とした

 

まとめ

  • 前年比では売上・利益ともに大幅増
  • コロナの影響でパチンコ・パチスロ機の市場供給は低調
  • 4月5月の販売台数は計画を上回った
  • 「オカダ・マニラ」一時営業停止
  • 通期予想は取り下げ、未定

 

株価予想

 

経過

  • 4月上旬が底(1300円)
  • 5/29の1Q発表こなし6月上旬まで上昇(2500円)
  • 大きく調整入り7月末(1800円)
  • 8/6の2Q発表で上昇へ転じる(現在2000円)

チャート

  • 25日平均線超え、75日平均超えられるか
  • フィボナッジでは半値下回るも回復

結論

通期予想の再提示で株価大きく動く可能性あるため、様子見