3804システムデイ 7/24ピックアップ銘柄
特殊
特定業種特化のソフト開発。大学用と健康クラブ用が柱。自治体用開拓中
連結
ソフトウェア99(23)、他1(59)
※数字は売上(利益)
直近決算発表(2Q・6/15)
○進捗状況
経常利益569百万円 93.9%
○第2四半期連結累計期間の経営成績
売上高2,134,136千円(前年同期比21.1%増)
営業利益569,367千円(前年同期比60.7%増)
経常利益569,499千円(前年同期比61.0%増)
親会社株主に帰属する四半期純利益394,114千円(前年同期比64.1%増)
パッケージソフトの高品質化、ストックビジネスの推進、機能的な組織運営によるコスト削減、下期に予定していた複数案件を上期に納品により、当初計画及び前期実績を大きく上回る売上、営業利益を計上できた
・学園ソリューション事業
『キャンパスプラン.NET Framework』および『キャンパスプランfor Azure』が引き続き売上、営業利益を伸ばした。新規ユーザへのシステム導入が増加した事に加えて、クラウド売上が大きく伸長し、イニシャル売上、ストック売上ともに好業績をおさめた。また、新製品『学園総合情報システム CampusPlan Smart』の総務・人事給与システムの営業を開始し、将来に向けた投資・営業活動を並行して進めている。
・ウェルネスソリューション事業
スポーツ・健康関連施設の会員・会費管理システム『Hello EX』を展開している
クラウド売上を中心としたストック収入を増加させた。クラウド型会員管理・会費回収システム『Smart Hello』の2020年夏頃リリースに向けて、開発の最終段階に差し掛かっている。
新型コロナウィルス感染症については大きな影響を受けたが、当四半期の業績への影響は最小限に止めた。しかし、今後の経過次第では大きな影響を受ける恐れがある。
・ソフトエンジニアリング事業
民間企業や学校法人向けに、コンプライアンス、ガバナンス支援ソフトとして『規程管理システム』及び『契約書作成・管理システム』を提供
これらのソフトが市場で高い評価を受けて毎期着実に業績を伸ばす。
また、当四半期累計期間において、『規程・マニュアル管理システム』を複数ユーザへ納入し、事業部の売上、営業利益を伸ばした。他にも、金融機関向けに特化した『規程管理システム金融機関版』や『総合文書管理システム (仮称)』の見込み案件も増加する
・公教育ソリューション事業
公立小中高校向け校務支援システム『School Engine』を提供している
トップシェアを占める都道府県向け公立高校に加えて、複数の大規模自治体を含んだ多くの公立小・中学校にもサービスを提供。
都道府県単位での全小中高校を一貫する統合型校務支援システムを当四半期においても新規導入する事ができ、事業が順調に拡大。
・公会計ソリューション事業
公会計のデファクトスタンダードとなったパッケージソフト『PPP(トリプル・ピー) Ver.5 新統一基準対応版』が、府・県・政令市・特別区などの大規模自治体をはじめ、公営企業などを含めて多くの市町村自治体・公共団体に導入頂き、圧倒的なシェアを占めている。
加えて、サービス停止、撤退を発表した国策の競合製品からの切替え需要もある。
○業績予想
2020年10月期の業績予想は、2019年12月16日に公表した業績予想からの変更なし。
新型コロナウィルス感染症について、今後の経過次第では事業活動に影響を及ぼす可能性がある。
ニュース等
7/20 8時 フィスコ速報にて2日続伸した。
今後の展望
3Qまたは4Q発表に向けて株価は上昇すると予想する。
理由
6/8 15時、2Q業績予想を上方修正し、翌日株価は窓開け急上昇
通期予想はコロナ影響不透明として据え置き
6/15 3Q発表後は、一時上昇も伸びず不安定な値動き
ウェルネスソリューション事業ではコロナの影響受けるが、今後緊急事態宣言が再発動されない限り影響は限定的と予想する。
2Q業績が上方修正されたことで、3Qあるいは4Qも業績を上方修正してくると予想できる。
しかし、下期に予定していた複数案件を上期に納品したことで3Q・4Qの売り上げが減少し通期の業績が伸びない可能性がある。
チャート分析
6/9窓開け上昇後、1250円辺りが支持線となっている。
フィボナッジ61.8%周囲まで戻している。
出来高も高水準をキープしている。