富士ソフトサービスビューロー[6188]20年12月期1Q
富士ソフトサービスビューロー[6188]20年12月期1Q
特殊
コールセンターやBPO(業務プロセスの外部委託)受託がメイン
年金業務など官公庁に強み
連結
コールセンターサービス46、BPOサービス54 <20・3>
※数字は売上比率(利益率)
直近決算発表(8/5)
○進捗状況 52.2%
このような状況の下、「特化型コールセンターを中心としたBPO業務の積極展開」を課題として掲げ、「官公庁系ビジネス」、「ITヘルプデスク」、「金融系オフィスサービス」を成長の3本柱としてサービス の拡大を図った
売上高は、民間系オフィスサービスの拡大や、地方自治体を中心としたスポット案件の受注が増加したものの、当期の売上に大きく寄与する官公庁の大型案件の受注が前期にできなかったことなどにより、減収となった
利益は、スポット案件の増加が寄与したものの、販売費及び一般管理費の増加により減益となった
○今後の予想
2020年12月期第2四半期(累計)および2020年12月期通期の業績予想には、2020年5月13日に公表した業績予想から修正
(1)第2四半期累計業績予想の修正
売上高は、官公庁や地方自治体からのスポット案件の受注の増加や継続業務の追加受注、民間での継続案件の増加などにより前回発表の業績予想値を上回る見込み
利益は、売上高でのスポット案件が寄与し、販売費及び一般管理費における人件費の増加や事業拡大に向けての投資費用などの増加を吸収し、いずれも前回発表の業績予想値を上回る見込み
以上により、売上高、営業利益、経常利益、四半期純利益、1株当たり四半期純利益を修正する
(2)通期業績予想の修正
売上高は、コロナの収束時期が見通せない状況であることから前回発表の業績予想値を据え置いている
利益は、同様に新型コロナウィルス感染症の収束時期が見通せない状況であることを勘案した結果、第2四半期累計期間の増額分までは見込めないものの、営業利益、経常利益、当期純利益のいずれも前回発表の業績予想値を上回る見込み
以上により、売上高は前回発表の数値を据え置き、営業利益、経常利益、当期純利益、1株当たり当期純利益を修正する
○まとめ
- 民間系のオフィスサービスが拡大、スポット案件あるが、大型案件受注が前期にできなかったことで減収
- 販管費増大で減益
- 2Qと通期予想は上方修正
指標(四季報参照)
予PER 20.46倍
PBR 2.58倍
ROE 14.2%
ROA 8.3%
予売上高変化率 -33.6% (変則)
予売上高営業利益率 6.5%
予EPS変化率 -0.05% (変則)
自己資本比率 58.9%
今後の株価予想
○考え
通期予想はコロナの影響含んでいること、大型案件後期にずれ込むことから上方修正の可能性あると考えられる
1Q発表後、株価上昇していることから、調整あるかも
○結論
25日平均線に近付いたら購入検討する