めんたか@成長株ファンダ分析

決算短信の分析中心

6778アルチザネットワークス 7/27ピックアップ銘柄 

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特殊

 通信計測器の開発業者

 

連結

 モバイルネットワークソリューション80(5)、IPネットワークソリューション20(-8)

※数字は売上(利益)

 

直近決算発表(3Q・6/4)

2019年8月1日~2020年4月30日

○進捗状況

 6/4 3Q 84.3% 経常利益253百万円 

 

・モバイルネットワークソリューション

売上高1,744,587千円(前年同期比58.7%増)
移動体通信市場において、国内大手通信事業者が2020年3月に一部エリアで5Gの商用サービスを開始し、5G向けの研究開発が継続的に行われている。そのような環境において、前第3四半期より当社における「5G」初のフラッグシップ製品となる「DuoSIM-5G」の販売を開始した。当第3四半期においては、引き続き国内の通信事業者及び基地局メーカーに5G関連製品の販売をしたことに加え、海外向けの5G関連製品の販売を開始した結果、前年同期比で大幅な増収となった。
セグメント損益については、296,266千円の営業利益(前年同期は営業損失354,875千円)
前年同期に対し売上高は大幅に増加したことに加え、LTE-Advanced及びLTE-Advanced Pro向けの研究開発費及び販売管理費が前年同期比で減少したことによる。


・IPネットワークソリューション

売上高510,972千円(前年同期比26.6%増)
ネットワーク監視におけるパケットキャプチャツール「etherExtractor」の販売が前年同期比で大幅に増加した結果による。
セグメント損益については、前年同期比で売上高が大幅に増加したことに加え、研究開発費は増加したものの、販売管理費が減少した結果、21,001千円の営業利益(前年同期は営業損失28,328千円)となった。

 

○通期業績予想の修正

売上高 3000→3240百万

営業利益 250→370百万

経常利益 225→300百万

純利益 150→265百万

 

当第3四半期は、主力のモバイルネットワークソリューションにおいて、新型コロナウィルスの感染拡大の影響により海外における販売が予想を下回るものの、国内における 5G 向け製品の販売が予想を大きく上回り堅調に推移した。

これにより、前回予想に対し売上高が増収となる見込み。

利益においても、採算面で寄与度の高いモバイルネットワークソリューションの国内向けの販売が増加したことに伴い、前回予想に対し大幅に上回る見通し。

 

9月上旬に本決算控える

今後の株価予想

○経過

1300円程度だった株価は、6/4の3Q発表と通期上方修正により株価急騰、ストップ高となる

その後調整入るも再び上昇し、6/30には2000円到達

現在1800円前後を推移している

 

 

○チャート

3月末からのフィボナッジで61.8%程度下落して現在上昇中

 

○結論

コロナの影響で海外の販売予想下回るも、上方修正してきたことから、9月上旬の4Q発表と来期業績予想は期待ができる為、株価は順調に推移すると予想する。