めんたか@成長株ファンダ分析

決算短信の分析中心

3798 ULSグループ 7/26ピックアップ銘柄 

f:id:kbtaka:20200726102403p:image

 

特殊

 ITシステムのコンサル、設計、構築担う。流通、製造、情報向けに強み。SI企業と合併

 

連結

 コンサルティング100

※数字は売上

 

直近決算発表(5/8・4Q)

○進捗状況

経常利益1334百万 102.6% 次回1Qは8/7

 

売上高 6,387,867千円 (前連結会計年度比9.6%増)
営業利益 1,331,844千円 (前連結会計年度比15.1%増)
経常利益 1,334,957千円 (前連結会計年度比14.8%増)
親会社株主に帰属する当期純利益 738,423千円 (前連結会計年度比5.8%増)

 

先端IT技術を活用し事業競争力強化を図るいわゆるDX(デジタルトランスフォーメーション)を推し進める企業の増加を背景に、当社グループが得意とする企業の競合優位性を支える情報システム投資(戦略的IT投資領域)に対するコンサルティングへのニーズは一年を通じて非常に高く、業績は例年にも増して堅調に推移した。

 

 

○来期予想

売上高 5,850百万円 (前期比8.4%減)
営業利益 1,000百万円 (前期比24.9%減)
経常利益 1,000百万円 (前期比25.1%減)
親会社株主に帰属する当期純利益 650百万円 (前期比12.0%減)

 

新型コロナウィルスの感染拡大は、日本経済に大きな影響を与え、2020年3月調査の日銀短観では急激な景況感の悪化(大企業全産業で最近はゼロ、先行きはマイナス6)を示した。

現時点で、新型コロナウィルス感染拡大の収束の見通しは立っていない。
当社グループでは、現時点で新型コロナウィルスの感染拡大による事業上の重要な影響は受けていないが、今後、感染拡大がより深刻化した場合には、プロジェクトの中止・延期等が発生する可能性も完全に排除できない。

 

社会の大きな趨勢から、先端IT技術を活用し事業競争力強化を図るいわゆるDX(デジタルトランスフォーメーション)を推し進める企業の増加という大勢には大きな影響はないものと考えられ、中長期的には当社コンサルティングサービスへの顧客ニーズは今まで以上に堅調に推移するものと確信している。

 

四季報予想では21年3月期の経常利益予想を1450百万円とし、大幅強気としている。

 

今後の株価予想

○経過

5/8 4Q発表にて株価下落。来期予想大幅減額によってと考えられる

その後緩やかに回復し、5/8株価を上回って推移する。

 

○チャート

5/8の株価2800円前後が現在支持線となっている。

3月の底からもトレンドラインを引くことができ、上昇トレンドといえる。

 

○結論

 企業側はコロナ影響の先行き不透明からかなり保守的な業績予想をだしている。

業務内容としてもコロナの影響は限定的としており、今後の上方修正が期待できる。

しかし、8/7 1Qでは大きな動きはないと予想する。