セリア[2782] 21年3月期1Q
セリア[2782] 21年3月期1Q
特殊
100円ショップ2位。独自の業務効率化システム駆使し、利益率高い。国内シェア拡大に注力
連結
雑貨98、菓子食品2、他0
※数字は売上比率
直近決算発表(7/31・1Q)
○進捗状況 27.7%
売上高486億42百万円(前年同期比11.1%増)
営業利益50億78百万円(同28.2%増)
経常利益51億29百万円(同28.8%増)
純利益34億86百万円(同30.4%増)
- セルフレジ、6月末56店舗に導入
- 出店が直営店32店舗、退店が直営店9店舗とほぼ計画どおり
- 直営既存店売上高は、緊急事態宣言により営業自粛した舗数が4月末において226店舗となった影響で、4月は前年同月比97.3%となった。
- 営業が継続できた店舗の売上が順調に推移したこと、5月に緊急事態宣言が解除され、想定より早く営業再開できたことにより、前年同期比105.0%となり、見込みを上回る進捗
- 売上原価率は、利益率が相対的に低いFC売上高、菓子食品等の売上高の伸び率が高かったため、57.0%と前年同期比0.2ポイント上昇。
- 販売費及び一般管理費は、緊急事態宣言下で出勤する従業員への手当加算が4億円あったが、5月以降の既存店売上高が前年同期を上回ったこと、休業店舗の賃料減免および水道光熱費の減少で、売上高に対する比率が1.5ポイント低下したため、1Qの売上高営業利益率は10.4%(前年同期9.1%)となった。
○今後の見通し
2020年5月11日に公表した第2四半期累計期間及び通期の業績予想を修正
・2Q
売上高94,800百万円(前年同期比7.8%増)
営業利益9,200百万円(同13.5%増)
経常利益9,200百万円(同13.1%増)
純利益6,250百万円(同14.4%増)
・通期
売上高192,800百万円(前年比6.2%増)
営業利益18,500百万円(同5.1%増)
経常利益18,500百万円(同4.6%増)
純利益12,700百万円(同5.2%増)
- 緊急事態宣言解除により、当初見込みより早く休業店舗の営業再開ができたことに加え、ペントアップ需要(抑制されていた需要)もあり、売上高は想定を上回り順調に推移した。
- 費用については想定内で、利益も想定を上回り推移している。
今後の株価予想
○経過
- 3月中旬が底(2500円)
- 5/11本決算発表こなし上昇続く
○チャート
- きれいな上昇トレンド
- 8月移行角度を上げて上昇している
まとめ
- 売上は4月下げるも5月挽回
- 原価率0.2ポイント上昇
- 販売費・一般管理費は従業員への手当てあるが、賃料減免や光熱費低下により1.5ポイント低下
- 売上高営業利益率10.4%(前年9.1%)
- 想定より早く営業開始でき、上方修正
- 株価は上昇トレンド継続、勢い増す
○結論
まだまだ上昇すると予想する