めんたか@成長株ファンダ分析

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2763 エフティグループ 8/17ピックアップ銘柄

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特殊

 中小企業向け電話機やOA機器、LED照明販売が柱、個人向けネット回線も。光通信子会社

連結

 法人80(12)、コンシューマ20(14)

※数字は売上比率(利益)

直近決算発表(8/13・1Q)

○進捗状況(2020年4月1日~2020年6月30日) 

売上高10,401百万円(前年同四半期11.4%減)

営業利益1,677百万円(前年同四半期24.0%減)

税引前四半期利益1,672百万円(前年同四半期24.1%減)

親会社の所有者に帰属する四半期利益713百万円(前年同四半期44.3%減)

 

①ネットワークインフラ事業

売上高4,476百万円(前年同四半期から1,102百万円増加)

セグメント利益(営業利益)695百万円(前年同四半期から397百万円増加)

  • ストックサービスの主力商品である小売電力自社ブランド「エフエネでんき」の売上高、契約獲得数が順調に増加。
  • 光回線自社ブランド「ひかり速トク」、節水装置「JET」等も安定

 

②法人ソリューション事業

売上高4,440百万円(前年同四半期から1,291百万円減少)

セグメント利益(営業利益)881百万円(前年同四半期から136百万円減少)

  • テレワーク需要も関連してネットワークセキュリティ装置及びファイルサーバーの販売が堅調
  • 4月5月に工事の遅延が発生し売上高が減少したが、6月には回復し、セグメント利益への影響は最小限
  • 感染防止対策商品として光触媒による空気浄化装置の販売を開始

 

③その他事業

売上高1,723百万円(前年同四半期から1,121百万円減少)

セグメント利益(営業利益)109百万円(前年同四半期から727百万円減少)

  • コロナによる工事遅延等の影響で、蓄電池の販売が減少
  • 前年同四半期には海外法人の株式譲渡益が含まれ、セグメント利益は大幅に減少している

※株式会社アローズコーポレーションは、株式一部譲渡により2020年7月1日より連結子会社から持ち分法適用会社となり、株式会社アレクソンは、株式全部譲渡により2020年7月31日をもって連結子会社から外れる。株式の譲渡益は第2四半期での計上となるが、会計基準により譲渡に伴う留保利益に対する繰延税金負債法人税等調整額)400百万円を第1四半期に計上している。

 

 ○通期予想

売上高49,000百万円(前年比6.8%増)

営業利益6,000百万円(前年比4.1%減)

親会社の所有者に帰属する当期利益3,800百万円(前年比2.5%減)

  • 2020年5月13日に公表した予想から変更なし

今後の株価予想

○経過

  • 3月中旬が底(1000円)
  • 5/13本決算発表前まで株価上昇(1350円)
  • もみ合いながら7月末(1200円)まで下落
  • 8/13の1Q発表前まで上昇(1400円)
  • 8/13後場発表後下落(1350円)

○チャート

  • 1200円~1350円のボックスをブレイクしたところ
  • 1Q発表後暴落するも翌日反発している
  • ボラティリティは小さい

まとめ

  • コロナの影響受け、売上高は減少している
  • 2Qで事業譲渡益計上し、1Qは繰延税金負債400百万円計上
  • 通期予想は増収・減益
  • チャートは前回高値をブレイクしている

 

○結論

 コロナショック前の水準(1500円)までは反発すると予想する