ユーピーアール[7065] 20年8月期3Q
ユーピーアール[7065] 20年8月期3Q
特殊
物流、製造現場向け箱型荷台(パレット)等をレンタル・販売。IT事業も。東南アジアに拠点網
連結
物流90(17)、コネクテッド10(13)
※数字は売上比率(利益)
直近決算発表(7/14・3Q)
○進捗状況 93.7%
売上高9,418百万円(前年同期比8.8%増加)
営業利益923百万円(同31.5%増加)
経常利益1,124百万円(同34.6%増加)
純利益765百万円(同65.6%増加)
①物流事業
売上高8,746百万円(同8.3%増加)
セグメント利益1,741百万円(同18.4%増加)
- トラックドライバーの有効求人倍率は依然として高い水準が続いており、更なる効率化・省力化が求められている。
- コロナの影響でトイレットペーパーが店頭で不足したことにより、家庭紙業界のパレット輸送の重要性が改めて認識されるなど、レンタルパレットの需要は引き続き高止まりしている。
- 新商品のサポートジャケットEp+ROBOは、予定していた展示会や体験会がコロナの影響で中止になったため苦戦しているが、物流事業全体としての影響は軽微。
②コネクティッド事業
売上高671百万円(同15.2%増加)
セグメント利益34百万円(同57.0%減少)
○通期予想
売上高12,500百万円(前年比7.1%増加)
営業利益975百万円(同28.8%増加)
経常利益1,200百万円(同19.0%増加)
純利益775百万円(同35.2%増加)
- 2020年8月期の業績予想は、2019年10月15日に公表した業績予想に変更ない
- コロナの影響はプラスとマイナスの両面あり、全体でみると影響は軽微
今後の株価予想
○経過
- 3月末が底(1600円)
- 4/14の2Q発表で上昇加速(3000円)
- 調整あるが7月中旬まで上昇(4900円)
- 7/14の3Q発表で急落(3500円)
- 反発あるが(4000円)鈍い動き
○チャート
- 7月末時点でフィボナッジ61.8%下げる
- 3500円が支持線となるか
- 25日平均線超えられず足踏み状態
まとめ
- レンタルパレットの需要は高い水準を維持している
- 展示会や体験会が中止になる
- 物流事業全体としてはコロナの影響軽微
- コネクテッド事業は開発費用あり、利益減
- 株価はフィボナッジ61.8%の水準まで調整入っている
○結論
10月本決算の発表までは、横ばいになると予想する